日本の着物のきめ、染め、織りの美しさ、風情は格別です。
着物を着たり、触れていると、本当に豊かな気持ちになります。
その美の源泉は “日本の自然の繊細な美しさ” にあると思います。
日本人は “自然を敬う心” を大切にしてきました。
そして その美を自分たちの生活に取り入れる事に喜びを感じてきました。
そういった先祖たちの姿勢から かつての日本人の文化度の高さを知り 驚嘆するばかりです。
こんな事を考えていると、“本当の豊かさ”とは何かというの命題に行きつきます。
生きにくい今の日本にあって “暮らす” 、それも自分や家族の為に “心豊かに暮らす” と
いう事を本気で考えてみたいと思います。