リサイクル着物、古布のお店“彩(さい)”です。
リサイクル着物はできる範囲、シミ抜きをしたいと思い、シミ抜きの勉強を始めました。
薬品を使うので、クリーニング師の免許が必要でした。
ひどい夏風邪に寝込みながら、申し込み、講習会とこなしました。
なんとか合格できたのは、先輩の方のおかげと言っても過言ではありません。
勉強する中で痛感したのは、クリーニング師としての責任です。
ただ衣類をきれいするだけではないのです。
衣類、リネンなどの細菌、ウイルスの伝染を予防する事も大きな仕事です。
化学薬品を扱う責任もあります。
そう考えると、世の中の『大人の責任』という事をいっそう意識し始めました。
今の日本ではどうなのでしょう?
『正義』という言葉を自分勝手に解釈して『自分たちだけ得する』事を優先する人が多くありませんか?
他人を攻撃して蹴落としてでも、得したいようです。
個人も企業もそうです。
そんな日本が良い国のわけがありません。
情けない国の現実にうんざりです。
他国がどうこうしたなどと、人のせいにするのは簡単です。
時代が進み、進化したはずです。
令和になり、出直したいものです。
本気で出直さないと、本当に『日本沈没』です。